遅まきながら…

42歳で結婚して45歳直前から不妊治療を開始しました。そして現在47歳。5000人に1人、0.02%という低い治療成功率だけど奇跡を信じて…

ET19 5週1日胎嚢確認

判定日からこれまでの体調の変化は特になく、下腹部が少し痛いかな?胸が少し張っているかな?足の付け根が違和感あるかも?位な程度で気にしなければなんともない症状ばかり。なので本当に妊娠してるのか、夢じゃないのかと思う程。

今回も新幹線でクリニックに向かう。前回判定日では妊娠検査薬を事前にしていて結果は分かっていたためかドキドキ感もさほどなく待っていられたけど今回は違う。検査薬で陽性確認出来てもそこから先、お腹の中はどうなっているか分からない。ちゃんと子宮に胎嚢があるかどうか、大きさは週数通りか、不安で仕方ない。待合室では周りもあるから見た目は平然を装っているけど実は心臓バクバクで、スマホを見ているようで見ていない状態。採血をしてから1時間位待って

「あ〜、もうこの緊張感から開放されたい!」

と、我慢も限界に達しようとした時、モニターに診察番号と内診室の案内が出た。あれ?今まで聞いた事ない内診室の番号。何処にあるんだろう。とりあえず内診室がある廊下を進む。通路の右側には、いつも診てもらう内診室が2つ並んでいて、私が呼ばれたのは更にそこを通り過ぎた左側に1室だけポツンとある内診室だった。こんな所に内診室があるなんて今まで知らなかった。ノックをして中に入る。造りはこれまでの内診室と同じ。名前と生年月日を言い、準備をして心臓をバクバクさせながら内診台に上がる。先に先生が待っていてカーテンの向こうから男の先生の声がする。

「では、見ていきますね」

「お願いします」

手を胸の前で組みモニターを見る。すぐに黒い丸が私の目に入ってきた。

(あった!)

胎嚢が見えた!ちゃんと子宮にあった!

大きさを測ってもらうと10.1ミリ。大きさについては先生から特に何も言われず。ホッとしたせいか少し涙が出てきた。胎嚢のサイズも重要だけどあと一つ重要なもの‥

「卵黄嚢はこれかな?ボンヤリだけどなんとなく見えるね」

卵黄嚢。 




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 先生はボンヤリ見えると言うけど、モニターを凝視しても私にはいまいち分からなかった。あと、前回hcgが高くて双子かも?と言われたけれど胎嚢は一つだけだった。超高齢な事を忘れて双子ならいいな〜と密かに期待していたんだけどな。

「では、診察室の前でお待ち下さい」

と言われて身支度を済ませて診察室の前の椅子に座る。心臓バクバクはいつの間にか治まり、内診台で手から出ていた汗もいつの間にかひいていた。興奮が少し落ち着いてからプリントアウトしてもらった胎嚢の写真をカバンの隙間から周りに見えないようにコッソリと覗き見る。

(ちゃんと胎嚢があって良かった)

さほど待つことなく診察室に呼ばれた。挨拶をして椅子に座ると

「すごいですね!順調ですよ!」

また先生に褒められた。胎嚢の大きさは大丈夫かどうか聞いてみたら、週数通りで問題ないとの事。

「数値から双子かと思ったけど違ったね」

胎嚢の写真を先生に改めて見てもらったけど、やはり胎嚢は一つだけで双子ではなかった。次回は心拍確認となり、それがクリア出来たらクリニック卒業となる。今回一つ山を超えたけど、また新しい山が目の前に現れる。目標とする地に辿り着くまでは、こうして次々と新たに現れる山を超えて行かなければならない。




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E2 309

p4 40以上

hcg2000以上でHとなる。