遅まきながら…

42歳で結婚して45歳直前から不妊治療を開始しました。そして現在47歳。5000人に1人、0.02%という低い治療成功率だけど奇跡を信じて…

初めての人工受精に挑戦

淡い期待もむなしく、タイミングは失敗。

今週期、初めての人工受精に挑戦する事になり、まずは血液検査から。検査の結果次第では治療が出来なかったり、治療内容が変わったりするので、結果が出るまではドキドキしながら待ちます。クリニックによって項目は違うと思うけど周期の始めに調べる主な項目は下記の3つ。 

Lh(黄体形成ホルモン)

成熟した卵胞に対して排卵を促す作用と、
排卵後の卵胞に対して黄体化を促す作用を持っています。

卵胞期:2.3~16.9(mIU/ml)
排卵期:2.9~51.3(mIU/ml)
黄体期:0.9~19.4(mIU/ml)

 FSH(卵巣刺激ホルモン)

卵胞の成長を刺激し成熟させ、エストロゲンの生成の促進、月経周期のコントロールを行います。15~20を越えると卵巣機能が低下している可能性があります。

卵胞期:3.5~12.5(mIU/ml)
排卵期:4.7~21.5(mIU/ml)
黄体期:1.7~7.7(mIU/ml)

 E2(エストラジオール(卵胞ホルモン)

生殖器の発育、卵胞成熟の指標や子宮内膜の増殖に関与するホルモンです。主に卵巣より分泌されLH・FSHの分泌刺激を受けています。

卵胞期:25~195(pg /ml)
排卵期:66~411(pg /ml)
黄体期:40~261(pg /ml)

 今週期の検査結果は、問題なく治療に入ることになりました。

Lh 4.7
Fsh 8.9
E2 26.0

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 次はD10に卵胞確認のためクリニックに。

卵は1つ16㍉。

大体の排卵日を予測してD13に人工受精が決定しました。前日に初めての点鼻薬をする。この点鼻薬はスプレキュアという名称でホルモンを調整し、成熟した質の良い卵子を目的の日に採取するためのものです。

左右に1プッシュづつするのですが、きちんと入っているのか不安で余計にプッシュしてしまいました。後日クリニックで聞いたら、きちんと入ってないと感じたら余計にプッシュしても大丈夫、との事でした。

 さて、いよいよ初めての人工受精の日。当日は仕事終わり夫と待ち合わせて夕方クリニックへ。管を入れるときにチクリとした感じはあったものの、特に痛みもなく、あっという間に終わる。

今週期は通院回数3回、費用も薬代入れて3万円ほど。金額も体外に比べれば安いし、体やスケジュールにも無理や負担がないから、これで上手くいけば夢のようだな~などと、考えながら帰宅。夜に少し下腹部痛。

翌日からは、エストラーナテープを1日おきに2枚づつ貼る事になりました。

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(エストラーナテープとは)

女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)の成分の一つ、エストラジオ―ルの数値をあげる貼り薬です。卵胞ホルモンは、子宮内膜を厚くするために必要なホルモンでエストラジオ―ルの数値が低い場合、着床しにくく、着床しても流産の可能性が高くなるため、エストラーナテープで、子宮内膜を厚くして妊娠しやすいよう処方されます。

 

 もし、生理がきたら次回からいよいよ体外受精スタートです。